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執筆者の写真ミウラ

Hug myself(ハグ・マイセルフ)

昨年の最後のレッスンの1番最後は「自分にありがとう」のポーズでした。

座った姿勢で、両腕を交差させ、両肩を自分で抱きしめて背中の力を抜き、ゆったりと呼吸を流します。今年も頑張って生きた自分をねぎらい、新しい年の活力を養うためにしました。


その翌々日だったでしょうか。

昔からお世話になっている先生によるオンラインの瞑想クラスに参加しました。

テーマは「Hug yourself(ハグ・ユアセルフ)」

触り心地のよいお気に入りの大きなクッションを用意してくださいと言われ、そのクッションを自分だと思ってハグするような体勢をとり、数分間の瞑想をしました。

言われるままに試してみて「これだ!」と思いました。

瞑想というと、きちんと時間をとって場所を整え、しっかりと座ることに重きを置きすぎると、忙しい時期は継続できません。それほど難しく考えないで、もっと気楽に続けるには、まずは自分が安心できる環境を作って、時間を決めずに座ってみる。

そして、その心地よさに寄りかかって感覚を味わう。


拙著の「80代まで快適に生きるための体と心のセルフケア入門」(WAVE出版)のPart3心のセルフケアで「安心の種」の話を書きました(P85)。

ヨガで味わえる気持ちいい感覚だけでなく、日常生活でも五感で気持ちいい感覚を味わうことがヒーリングにつながることをご紹介しました。




写真のぬいぐるみとバーガークッションは、私が今一番気持ちよいと感じる触り心地です。お尻にバーガークッションを敷き、ふわふわのぬいぐるみと大きなクッションを重ねて抱っこすると、手からも胸からも幸せホルモンのオキシトシンがあふれ出る感じ。この心地よさに意識を集中することがマインドフルネス瞑想になることに気づきました。

最近の研究では、皮膚は「第3の脳」とも言われ、気持ちの良い触感がストレスの軽減に効果があることがわかっています(ちなみに第2の脳は腸)。

触り心地の好みは人それぞれ。あなたの心地よい感触のものは何ですか?

それを使って目を閉じてみましょう。安心の種が内側に宿ります。



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